近年、男性育休が浸透してきたとはいえ、男が育休を取得すると周囲から嫌味とか言われるんじゃないか不安ですよね……!
僕も育休取得する時は、「社内初の男性育休取得者(しかも長期)」だったので、とても不安でした
「育休取ったら周囲の反応が気になる」
という人は多いと思いますが、
「育休取得者のリアルな体験談を聞けば、不安をすこしは解消できるかもしれません」
なぜなら他者の体験を聞くことで具体的なイメージができ、それを元に対策を練ることが出来るからです
ホームラン打った選手が、他の選手に自分の体験(打った球種・球スジ等)を話すよね!(例え合ってる?)
そこで今回は、
僕が「社内初の男性育休をとった時に周りから言われたこと(体験談)」を紹介します
あえて周囲から言われた嫌味とかネガティブな発言をメインで紹介するので、
実際に育休とった人が言われたネガティブ発言(嫌味)を知りたいという人にもオススメです
また、育休を長期(1年間)で取得した体験を元に書くので、「長期の男性育休を取得した時に周りからどんなこと言われるか」不安&興味ある方もぜひ読んでみてください
- 男が育休取ったら、何を言われるか不安
- 周りの反応が怖くて育休とるなんて無理
- ネガティブな発言への「耐性」をつけたい
周囲に言われた「ネガティブなこと」多めに書くから、逆に不安になりそうな人は読まないでね!
上司や同僚に言われたこと
それでは職場で言われたネガティブ発言(嫌味)から紹介します!
あくまで僕が「ネガティブだと感じた」ということが基準なので、あしからずご了承ください!!
上司(中間管理職)「自分の事しか考えていない」
僕のとなりの席に座っている上司(中間管理職)が他の社員と談笑していて、
「俺も育休とって長期で休みた~い」という発言の後、
「あいつは自分のことしか考えてないからなぁ」と言ってきました
正しくは、「言っているのが聞こえた」になるのかもしれません
でも他に育休とる男性社員はおらず、僕を見ながら聞こえるように大きな声で言っていたので、
「言ってきた」と表現しても差し支えないでしょう
正直、「パタハラじゃね?」「問題にしたろか?」とも思いましたが、
その時の僕は業務の引継ぎに忙しかったこともあり、
寛大な心で聞かなかったフリをしました
僕は嫌味とか言われても気にしない性格だから、許せたのかも!(録音しとけばよかったぜチクショウ!!)
先輩「お前が産むわけじゃないんだよな?(笑)」
先輩社員といってもかなり高齢の方にはなるのですが、
育休を取得することを報告した時に、
「ふーん……お前が産むわけじゃないんだよな?(笑)」
とニヤニヤしながら言ってきました
当時の僕は、「…は?当たり前やん?」「面白くないな!」とも思いましたが、
なんとか持ち直し、
すぐに瞑想で「悟りの境地」に達し、「無の大海」へ旅立ったのでした
あっ!「無視した」ってことね!
大部分の上司・同僚「育児頑張ってね!!」
ここまでネガティブな発言ばかり書いてきましたが、そういった発言をするのはごく一部の人でした
大部分の人からは、
「育児頑張ってね!!」とか、「奥さんを助けて(ラクさせて)あげてね!!」
といった本当に温かい言葉をいただきました
そういった声をかけて下さることで、とても安心しましたし、
「復帰したら、またこの会社のために頑張ろう!!」とも思えました
育休だけじゃなく、復帰後のモチベーションも上がったよ!!
同僚「俺も育休とりたい!!」
僕が長期で育休とったことが影響したのかはわかりませんが、
結婚したばかりの同僚から、
「俺も子どもが出来たら育休とりたい!!」と言われました
是非とっていただきたいですし、それを聞いた時はとても嬉しかったです
その時は全力で応援するよ!!
親戚に言われたこと
次に、親戚の発言を紹介します
親戚の集まりとかでよく顔を合わせる親族には、「親心」に似たものがあるのか、イロイロ言われる可能性が高いです
親戚「そんな一日暇して、何するの?」
本当のことをいうと、親戚というか「母親」からの発言です
育休とることを電話で報告した時に、母は、
「へぇー、でも、そんな一日暇して、何するの?」
と言ったのです
その時の僕は「ちゃんと育児を頑張って奥さんを助けるんだ」と伝えました
電話を切った後、モヤモヤした気持ちになったことを覚えています
「奥さんと赤ちゃんのために育休をとる」というのが、もちろん本音ですが、
正直にいうと、
- 自由な時間があったらいいなぁ
- 空いた時間に資格の勉強できるかも?
- スキマ時間に副業とかできないかな?
とか「淡い期待」をどこかで抱いてたというのもまた事実です(実際に育休を過ごしてみると現実は厳しかったのですが、それはまた別のお話で)
でも、
「一日を暇して過ごす」なんて気持ちは、まったく無かったし、
いわゆる「育休をとるだけの男」には絶対になりたくない!!
「育休とって暇するんでしょ?」と思ってる奴らを見返してやる!!
と、決意を新たにするキッカケになりました
この発言は、母からの「激励」として受けとめたよ!!
親族「働け!」
年に数回、顔を合わせる親戚には両親を経由して「僕が育休とること」が伝わりました
その後、親戚の集まりとかで顔を合わせた時には、ほぼ毎回「育休なんかとらずに働け!」と言われました
小さい頃からお世話になっている親戚からの発言だったこともあり、
当時の僕はなんとなく反論もできずに聞き流していました
僕にとっては、実はこの親戚からの反応が一番しんどかったです
親戚に「パタハラ」は適用し辛いし、意外と注意が必要かも!!
まとめ 色々言われるかもだけど、気にしないで!!
今回は、
僕が「社内初の男性育休をとった時に周りから言われたこと(体験談)」を紹介しました
あえてネガティブ発言を多めに紹介しましたが、
実際はたくさんの人に応援して頂きました(むしろネガティブな反応は少ない)
また、僕が最初に育休とった時よりも、世間の育休に対する反応も良くなってきていると感じています
法改正があったり、ニュースで育休が取り上げられる機会が増えたりしたからだと思います
男性育休をとる人が増え、育休をとらないことで逆に驚かれる「育休の新時代」がすこしずつ近づいてきているのかもしれません……!!(大げさかな!?)
もし今、周囲の反応を気にして育休とることを不安に感じて躊躇している人がいるなら、
- 育休のメリット・デメリットを再度確認する
- パートナーと育休についてよく話し合う
- 「育休とるおブログ」を常にチェック&拡散する
などして、育休をとるモチベーションを再認識してほしいと思います
そして、周りから何か言われたら「オッケー!でも新時代はすぐそこだぜ!」って心の中で笑ってやりましょう!
まとめると、「色々言われるかもしれないけど、気にせず育休とろうぜ!」ってこと!
育休のメリット・デメリットを再度確認したい方は、こちらの記事をどうぞ▼