哺乳瓶を買う時、プラスチックにするかビンにするか悩む方は多いと思います
最初の哺乳瓶選びで、素材の違いで失敗したくないですよね?
僕も最初はどっちにするか悩んで売り場で固まってました!
正直、どちらを選んでも大きな問題にはならないのですが、
哺乳瓶のプラスチックとビンはどちらも特徴が違いますし、それぞれのメリットを活かす使用法があるんです
そこで今回は、2回の育休で2年間ミルク作りを担当してきた僕が、
- 哺乳瓶はプラスチックとビンどっちが良いか
- 【プラとビン】の特徴とおすすめの買い方
- 哺乳瓶【プラかビン】を選ぶ時のポイント
について解説します
この記事では、
- 「今」売り場で哺乳瓶を選んでるから、早めに答えを教えて!!
- 「忙しい」から、哺乳瓶の購入に時間をかけたくない!!
という方のために、
最初にサクッと「プラスチックとビンの特徴」を書き、「結論(どっちが良いかとおすすめの買い方)」を解説していきます
結論の後に、【哺乳瓶を選ぶ時のポイント】をまとめますので、
- しっかり検討してから哺乳瓶を選びたい方
- 時間に余裕があるから、温かい飲み物を片手に読んでます
という方は、
最後まで読んで頂けると、哺乳瓶選びで後悔しないためのポイントがわかります
- 急いでいるからサクっと特徴と結論を教えて欲しい
- 哺乳瓶の素材選びで失敗したくない
- プラスチックもビンも一緒だと思っている
では、さっそく解説していきましょう!
「プラスチック」は長いから、ここからは「プラ」と呼ぶよ!
哺乳瓶【プラとビン】の特徴と比較表
哺乳瓶【プラ】の特徴はこんな感じです
- 調乳時に冷ましにくい
- 軽い
- 割れにくい
- 長く使うと使用感(くすみ・キズ)が出る
哺乳瓶【ビン】の特徴はこんな感じです
- 調乳時に冷ましやすい
- 重い
- 割れやすい
- 長く使っても使用感(くすみ・キズ)はさほど出ない
比較表にするとこうなります
比較項目 | 哺乳瓶【プラ】 | 哺乳瓶【ビン】 |
---|---|---|
調乳時の冷ましやすさ | 冷ましにくい | 冷ましやすい |
軽さ | 軽い | 重い |
割れにくさ | 割れにくい | 割れやすい |
使用感 | 出やすい | 出にくい |
プラとビンの特徴がちょうど対極になったよ!
比較表だけ見ても、「じゃあ実際どっちを選べばいいの?」という方もいると思いますので、これから結論を書きます!
結論:「ビン」が良いけど、一番オススメは【両方買って使い分ける】こと!!
正直、プラもビンもそれぞれのメリットがあるので難しいですが、
あえて「どちらか一つだけを選ぶなら」ビンが良いと思います!
ビンが良い理由:調乳が早いから
哺乳瓶の「ビン」が良い理由は、こちらです
- 「調乳時に冷ましやすい」から、調乳(ミルクを作る)が早くなる
- 「重い(プラより)」けど、家で使う場合はそこまで気にならない
- 「割れやすい」けど、気を付ければ実際あまり落とさない
- 「使用感が出にくい」ので、長く見た目キレイを保ちやすい
色々書きましたが、
一番重視したことは「調乳時に冷ましやすい」から、調乳(ミルクを作る)が早くなるという点です
ビンにはプラよりも熱伝導率(熱の伝わり易さ)が高いという特徴があります
調乳時にミルクを赤ちゃんが飲める人肌まで冷ます時、熱々のミルクが入った哺乳瓶をボウルに張った水に入れて冷やす(湯煎の逆)人も多いと思います
その時に、ビンの方が水の冷たさを早くミルクに伝えられるので、人肌の温度になるのも早くなります(結果、調乳が早くなる)
ちなみに、ミルクを冷やし過ぎてしまった(もしくは時間が経って冷たくなってしまった)場合でも、ビンの方が湯煎で早く温められるよ!
個人差はありますが、
赤ちゃんが生まれてから卒乳するまで、少なく見積もっても千回以上ミルクをあげることを考えると、調乳の時間は少しでも短くしたいところです
また、ミルクを欲しがっている赤ちゃんに少しでも早くミルクを作ってあげたい!というのが親の心理(親心)だと思います
家で使うことを想定していて、これから使う哺乳瓶の最初の一つだけを選ぶ!という方は、調乳が早い「ビン」を選べば間違いないと思います
つぎに、一番オススメな哺乳瓶の買い方を解説するよ!
一番オススメは、「両方買って使い分ける」こと!
先程、「どちらか一つだけ選ぶならビン」と書きましたが、一番オススメなのは、
プラとビン「両方買って使い分ける」ことです!!
いや、結局どっちも買うんかい!!という声が聞こえてきそうですが、ちゃんと理由があるんです!
プラとビンを両方買った方が良い理由はこちらです
- 1本だけだと不便なので、最初に2~3本は買った方が良い
- プラとビン両方買えば、それぞれのメリットを活かせる
これから解説します
最初に2~3本は買った方が良い理由
そもそも最初に哺乳瓶を購入する時、1本だけの購入では不便になります
なぜなら、このような理由があるからです
- 1本だとミルクの後に毎回、哺乳瓶を洗浄・消毒する必要がある
- お出かけが長時間になる場合、1本だけでは足りない
- 哺乳瓶が破損・紛失した時にミルクをあげられなくなる
ミルクをあげたら哺乳瓶を洗浄・消毒するのは当たり前ですが、ミルクをあげる度に洗浄・消毒をすることは結構面倒です
哺乳瓶が2~3本あれば、ミルクをあげた後に軽く水でゆすぐ等しておき、洗う時に2~3本まとめて洗浄・消毒をすることができるので、効率も良いです
また、お出かけが長時間になる場合、外出先に洗浄・消毒できる設備がないことの方が多いので、出先でミルクをあげることを想定するなら複数持ち歩く必要があります
それに家や出先で哺乳瓶が汚れたり、破損・紛失する可能性もあるから2~3本あれば安心だね!
上記のような理由から、
哺乳瓶は最終的に2~3本は買うことになる可能性が高いので、
最初に2~3本買っておいた方が購入の手間を抑えられるので、オススメです
【プラとビン】両方買えば、それぞれのメリットを活かせる
購入の際にはプラとビンを両方買うことで、それぞれのメリットを活かせます
先程、家で使うことを想定してビンがおすすめと書きましたが、【お出かけ用】としては、プラの方が良いです
プラは軽いので、「お出かけの時に荷物が重くならなくていい」ですし、落としても「割れるリスクが少ない」というメリットがあるからです
なので、これから哺乳瓶を購入される方は、最初にプラとビンを1本ずつ購入して「もう一本あれば便利かも!」と思う方を追加で購入していくのが良いと思います
ちなみに、最初に3本以上買う場合のプラとビンの比率はおまかせしますが、
たくさんお出かけして哺乳瓶を持ち歩く場合は「プラ」を、家で使うことが多いしタイパ重視の方は「ビン」を多めにすると間違いが少なくていいです
僕は、最初にプラとビンを1本ずつ購入して「お出かけ用にもう一本あれば便利かも!」と感じたから、プラを1本追加で購入したよ!
結論は以上です!
ここからは、哺乳瓶【プラかビン】を選ぶ時のポイントをまとめたので解説します
じっくり検討して哺乳瓶を選びたい方や時間に余裕がある方は、ぜひ最後まで読んでいってね!
哺乳瓶【プラかビン】を選ぶ時のポイント解説!
今回、哺乳瓶で「プラかビン」を選ぶ時に比較したポイントがこちら
- 調乳時の冷ましやすさ
- 軽さ
- 割れにくさ
- 長く使った時の使用感
「結論」と内容が重複する部分もありますが、哺乳瓶【プラかビン】選びで後悔しないために大事だと思うポイントをまとめました
じっくり検討したい方向け!
調乳時の冷ましやすさ
プラかビンを選ぶ時のポイント一つ目は、「調乳時の冷ましやすさ」です
「結論」でも一番重視した要素だね!
なんとなく「冷めにくい方が良さそう」なイメージですが、一概にそうともいえません
なぜなら、【冷めにくい=ミルクを冷ます時間が増える】からです
我が家でミルクを作る時は、
- 哺乳瓶に必要な分量の粉ミルクを入れる
- 哺乳瓶に沸騰させたお湯を入れる
- 哺乳瓶を回しながら混ぜて中の粉ミルクを溶かす
- ボウルに水を張り、哺乳瓶をつけてミルクを人肌まで冷ます
という流れで作っていて、
特に④【ボウルに水を張り、哺乳瓶をつけてミルクを人肌まで冷ます(湯煎の反対)】の工程に一番時間がかかるんです
ミルクを作る時って、大体は赤ちゃんがミルクが欲しくて泣いている時なので、少しでも早く作って飲ませてあげたくなります
そういう時に熱伝導率が高いビンを選べば、プラより早く調乳が終わるのでおすすめです
また、ミルクを冷まし過ぎた場合でも、プラより早く湯煎で温めなおすことが出来ます
もしプラを選ぶと、ビンよりもミルクを冷やすことに時間が掛かってしまいますので、急いでいる時は少しヤキモキするかもしれません
ミルクを冷ます(温める)時間を少しでも削りたいという方は、ビンがおすすめです!
ちなみに哺乳瓶をレンジ消毒する場合、「ビン」だとレンジ加熱直後に触れないくらい熱くなるので、消毒してすぐ使いたい人は注意が必要です!
軽さ
プラかビンを選ぶ時のポイント二つ目は、「軽さ」です
「お出かけの時に荷物を軽くできる」というメリットがあるからです
今お店の哺乳瓶コーナーにいる人は、プラとビンの商品を持ってみると違いがわかりやすいかもしれません
もしかしたら、
そんなに変わらなくね?ジブン体育会系なんで、まったく問題ないっス!
と思われる方もいるかもしれませんが、荷物は少しでも軽くしておくことに越したことはないと思います
なぜなら、
- 旅行やお出かけする時に、出先で哺乳瓶が洗えない(消毒できない)場合があるので、哺乳瓶を複数持ち歩く可能性がある
- お出かけの際、他の荷物も多くなるので少しでも軽い方が良い
- 奥様も荷物を持つ可能性がある
- 赤ちゃんを抱っこしながら、荷物を持つ可能性がある
からです
丸一日お出かけの時(外出先で消毒できない場合)は哺乳瓶3~4本分くらい必要になるよ!
ちなみに、僕が使用している哺乳瓶の重さをはかったところ、
プラが【40g】でビンが【188g】でした(どちらも乳首キャップを取った状態)
お出かけに複数持っていく場合、
ですので、大体【500mlのペットボトル一本分くらい】違いますね
500mlペットボトル一本分?ジブン体育会系なんでまったく問題な…
問題ないという人もいるかもしれませんが、実際赤ちゃんとのお出かけに必要な荷物って多くなりがち!!
なので、奥様も荷物を持つ可能性や赤ちゃんを抱っこしながら荷物を持つ場面も考慮して、バッグは少しでも軽い方が良いです
赤ちゃんとたくさんお出かけしたいから、荷物を少しでも軽くしたい!!
という方は、プラの購入を検討するのがいいと思います
ちなみに、赤ちゃんにミルクをあげてる時に「重い」とか思ったことは一度もないので、そこは心配しなくても大丈夫!
割れにくさ
プラかビンを選ぶ時のポイント三つ目は、「割れにくさ」です
正直、気を付けていればあまりないのですが、落とす可能性もゼロではありません
ビンの哺乳瓶をもし固い地面の上に落としてヒビでも入ったら、たとえ使用できたとしても赤ちゃんのためにも使いたくはないですよね?
そうなると、買い替えが必要になってしまいます
一方プラの哺乳瓶を選んだ場合、地面に落としても多少表面にキズがつく可能性はありますが、割れたりヒビが入ったりする可能性は低いと思います
「落とした時の安心が欲しい」という方は、プラを検討してみてもいいと思います
プラの哺乳瓶は落としても割れ(ヒビが入り)にくい!
長く使った時の使用感
プラかビンを選ぶ時のポイント四つ目は、「長く使った時の使用感」です
使用感とは、「くすみ」や「表面のキズ」のことです
プラは長期間使用することで、独特のくすみ(色がつく)が出てきます
原因が洗浄や消毒の方法(スポンジ手洗い&レンジ消毒)にあるのかもしれませんが、僕としては普通に使用していて、気が付いたら「くすんで」いました
一方ビンは、長期間使っても「くすみ」等は発生していません
表面のキズに関しても、プラはビンよりもつきやすい印象です
ビンの哺乳瓶を使っても細かいキズはつきますが、プラの哺乳瓶ほど目立ちません(落としてヒビが入ったとかは別ですが)
「哺乳瓶はいつまでもキレイな見た目が良い」という方は、プラよりもビンがおすすめです
正直、僕はあまり気にならなかったので、卒乳まで買い替えずにプラを使用したよ!
まとめ
今回は、
- 哺乳瓶はプラスチックとビンどっちが良いか
- 【プラとビン】の特徴とおすすめの買い方
- 哺乳瓶【プラかビン】を選ぶ時のポイント
について解説してきました
これから哺乳瓶を購入される方の参考になれば嬉しいです