育休をとる

育休は早めに申し出た方が良い理由と会社に申請する時のポイント解説!

こんにちは!育休を2回(子ども2人×1年間)取得した育休とるおです

そんな自分が、育休取得する時に最初に悩んだのが「会社へ育休を申請すること」でした

僕は職場に相談する相手もいなかったので、「いつまでに」上司に言うかとても悩みました

同じような悩みを抱えている男性も多いと思いますので、私の経験からお話させていただきますと、

結論「出来るだけ早めに申し出た方が良い」になります

なぜなら、

育休申請に向けて計画的に動かないと職場に迷惑をかける可能性があるからです

逆にいえば、計画的に育休申請をすることで、職場への負担を軽減できるかもしれません

この記事を読めば、育休を早めに申し出た方が良い理由と育休申請する時のポイントがわかります!!

ぜひ最後まで読んでください

こんな方に読んでほしい
  • 育休取得を決めたけど、何から始めればいいかわからない!
  • 育休取得を「いつまでに」上司に報告するか悩んでいる
  • 職場で非難されないように気を付けることがあったら経験者に聞きたい

育休とるお

「会社への育休申請」は育休取得の第一歩!!きちんと準備・申し出をすることで周囲の理解を得よう!

前提:そもそも男性育休の申請(申し出)とは何か

当たり前ですが、男性育休とは男性が育休を取得することです

男性育休の取得は「会社(事業主)への申請(申し出)」が必要です

会社への申請(申し出)とは、会社へ育休を取得するという旨を伝えて、適切な方法で「期限内に事業主に必要事項を提出」することです

ここでいう「必要事項」とは

育介則7条より一部抜粋

  • 育児休業申出の年月日
  • 育児休業申出をする労働者の氏名
  • 申出に係る子の氏名、 生年月日、 労働者との続柄 (子が出生していない場合は、出産予定者の氏名、出産予定日、労働者との続柄)
  • 育児休業申出に係る期間の初日(開始予定日)及び末日(育児休業終了予定日)とする日

などがあります

他にも色々ありますが、基本的には育休取得を伝えれば会社の担当者から必要事項の提出(育児休業申出書の提出等)を求められるので、その時に確認すればOKです

育休とるお

僕の場合、会社の担当者(人事担当)から指示があったよ!!

必要事項の提出方法は、

  • 書類提出
  • FAX
  • メール

等があります(※FAXとメールは会社が適当と認めた場合)

基本的には書類提出になることが多いです(書類は会社担当者が準備してくれます)

重要なのは、提出期限は「原則休業開始予定日の一か月前」ということです

一か月前でいいんだ!!と思った方もおられるかもしれませんが、余裕を持ったスケジュールで早めに動くことが自分にとっても会社にとっても大切になります

ここまでの流れをまとめると、

会社への育休申請(申し出)の流れ

  1. 育休取得する旨を会社(職場の上司または担当者)へ伝える
  2. 担当者(大体人事担当)から必要書類(育児休業申出書等)の提出を求められる
  3. 育休開始予定日の一か月前までに必要書類を提出

こんな感じですね!

何にせよ、育休取得する旨を会社へ伝えなければ、会社側も社員が育休取得する旨を把握できません

だからこそ計画的に早めに会社に伝えることが何よりも大切です

これからその理由と育休を申請する時のポイントを解説していきます

  • 会社への育休申請とは、会社に育休取得の旨を「申し出」て、「必要事項」を提出する事
  • 必要事項の提出方法は「書類提出」「FAX」「メール」等がある
  • 提出書類の期限は「原則休業開始予定日の一か月前」だから早めに動くことが大切

育休とるお

それでは本題に入っていきます!!

育休は早めに申し出たほうが良い!!その理由

育休申請の必要書類(必要事項)の提出期限は出産予定日の一か月前ですが、

一か月前ギリギリに育休取得する旨を会社に伝えたら、職場に迷惑をかける可能性が高いです

なぜなら

  • 育休のための必要書類の準備や打ち合わせする時間が少なくなってしまう(人事担当者)
  • 自分が担当していた業務の後任を探す時間がない(職場の上司)
  • 業務の引継ぎに係る資料作成・ミーティング等に避ける時間がない(職場の同僚)
  • 関係者に育休に入ることを伝えられずに長期で休業に入ってしまう etc.

このような事態が予想されるからです

結果的に、職場の同僚・上司がフォローする負担が大きくなってしまいますし、周囲の印象も悪くなります

職場の上司や同僚から白い目で見られながら育休に入るのは気分が良くないですし、復帰しにくくなるかもしれませんよね?

そうならないために、育休取得を会社に申請する時のポイントをまとめましたので、

これから解説していきます

育休とるお

これから育休とる人は必見!!

育休取得の申請のポイント

会社に育休取得を申請する時のポイントは

  1. 引継ぎのため出来るだけ早めに上司に報告する(理想は半年前)
  2. 上司・同僚に伝えるタイミングを検討する
  3. 育休に入る3か月前には引継ぎの資料をまとめておく
  4. 普段から自分の業務の棚卸(流れや内容をまとめる)をやっておく
  5. 普段から育休取る人間だということをアピールしておく

です

順番に解説していきますね

①引継ぎのため出来るだけ早めに上司に報告する(理想は半年前)

早めに申し出ることが大事なのはさっき聞いた!!

と、思われるかもしれませんが大事な事なのでもう一度だけ言わせてください

「引継ぎのため育休は出来るだけ早めに上司に報告してください」

基本的に引継ぎは上司と相談しながら(もしくは上司以上だけで)決めるものだからです

育休取ったら、休業中の業務は自分のコピーロボットでも発明されない限り、確実に誰かに引き継がなければいけません

引継ぎ業務にはもちろん時間が掛かりますし、職場の状況によっては、人力(異動や他部署からの応援等)が必要な場合があります

これらを計画的に進めていくためには、「時間」は大きな要因なので、早めに上司に相談しましょう

そして理想は半年前に伝えるのがベターかと思います

引継ぎには

  • 自分が担っている業務の後任を決める
  • 業務マニュアル作成
  • 業務で必要な資料の保管場所をわかるようにする
  • 顧客とのやり取りをまとめておく
  • 顧客への引継ぎ(挨拶や今後のスケジュール確認等) etc.

上記のように、やるべきことが沢山あります

引継ぎ資料渡して終わりっ!て感じになれば楽なんですが、意外と自分が作った資料に抜け・漏れがあったりします

同僚へ説明する時間をつくってもらったり、質問を受け付ける時間も必要です

このような理由から、

引継ぎの観点だけでみると半年~3ヵ月前には上司に報告することをお勧めします

育休とるお

上司や同僚から育休取得について理解してもらうためにも、育休は早めに申し出よう!!

しかし、早めに上司に報告するだけで良い訳ではないので、これから解説します

②上司・同僚に伝えるタイミングを検討する

今まで散々「早め、早めに!!」と言ってきて何なんですが、

じゃあ早めに申し出るだけでいいのかというと、そう簡単ではありません

なぜなら

  • 奥様の体調
  • 胎児の健康状態

も考慮する必要があるからです

妊娠・出産について、女性は本当に命がけで行うものですし、病気のリスクとも常に隣り合わせです

また不妊治療の発展や高齢出産のケースも増えてきて、それ自体は良いことだと思うのですが、流産の危険性というのも上がります

僕自身も不妊治療で妊娠判明してから、残念ながらその子が流産した経験があります

僕はその時、職場に伝えていなかったのですが、もし職場の上司や同僚に伝えていたら正直気まづかったと思います

もちろんそういった事を知られても全然平気!という方は問題ないとは思いますが、僕の様なあまりプライベートなことは知られたくない人は気を付けた方が良いと思います

そうならない対策として

  • 可能な限り妊婦検診には同行して奥様と赤ちゃんの健康状態を常に把握する
  • 上司には報告して、同僚への発表は安心できるタイミングまで待ってもらう

等があります

引継ぎだけを考えれば、もちろん早めに伝えることが大切ですが、色々な要因も併せて上司への報告・同僚への発表タイミングを検討して頂ければと思います

育休とるお

要するに、バランスが大事ってこと!!

③育休に入る3か月前には引継ぎの資料をまとめておく

前述しましたが、引継ぎの資料を早めにまとめておくことが大切です

これは育休2回取った経験から言わせてもらいますが、

「引継ぎ資料作るのって、結構時間かかる!!」

対面でレクチャーするにも同僚が忙しかったら時間合わせるのも難しかったりします

しかも僕の場合は抜け・漏れが多いですから質問とか多くて大変でした(同僚の皆ごめん)

あと「自分の通常業務をやりながら」というのが結構な重荷になります

理想は同僚から質問受けることを考慮して、3ヵ月前には仕上げて置くことをお勧めします

育休とるお

通常業務やりながら、引継ぎ資料作成って結構大変だよ!!

④普段から自分の業務の棚卸(流れや内容をまとめる)をやっておく

前述のとおり、引継ぎの資料をまとめるのって、通常業務しながらだとかなり大変です

解決策として、

普段から自分の業務の棚卸(流れや内容をまとめる)をやっておくことをお勧めします

業務の棚卸が出来ていれば、いざ引継ぎの資料作成をする必要が迫られたときに、スムーズに対応できます

これは育休だけではなく、部署の異動があった時とかでも役立つので、積極的に普段からまとめておきたいですね

育休とるお

それが出来れば苦労しねーよ!って思った人、完全に同意!!!

⑤生まれる前から育休取ることを周囲に伝えておく

意外に大事だと思っているのが、

普段から「僕は子どもが出来たら育休とります」っていう雰囲気(オーラ?)は出しておいた方が良いということです

最近になって育休が徐々に普及し始めていますが、男性育休に対してまだまだ心に偏見を持つ方は多いと思います

そこで、事前に「この人は育休取るんだ」というイメージを持ってもらっていた方が、いきなり育休とります!と発表するより驚かれなくなるからです

僕が最初に育休取得したときに、かなりの確率で職場で「えっ!育休取るの!?」と驚かれて、色んな人から何度も言われているうちに少し嫌になりました

最近は当時よりもっと育休に対するイメージが変わってきていると思うので、驚かれる方も少なくなってきていると思います

育休がもっともっと普及されて、

育休取らない人が「えっ!育休とらないの!?」と逆に驚かれる社会にしたいですね

育休とるお

最近はニュースとかで育休がよく取り上げられていて、理解ある人が増えたから気にしなくていいかも!!

まとめ

いかがでしたか?

会社への負担を少なくするために無理のない程度で早めに育休を申し出ることが大切ですね

育休とるお

これから育休取る人の参考になれば幸いです!以上!!

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